
本稿では、車両整備事業者の皆様にとっても利益改善に繋がる可能性のあるSquareを用いた顧客管理について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
【目次】
1 顧客情報を電子化して管理するメリット
2 顧客情報の電子化を可能にするSquare(スクエア)とは?
3 Squareを使用した簡便な顧客管理
3-1 請求書の送付も可能
4 まとめ
顧客情報を電子化して管理するメリット
車両整備業界では、領収書などの「経理関連書類」や注文書などの「契約関連書類」を紙で管理するのが一般的です。紙の書類は一定期間を過ぎたら使わなくなるにも関わらず、保管する場所が必要であり、必要情報を参照するためには日頃から整理・管理を行っていなければならない点がネックとなります。
しかし、こういった紙で管理していた情報を電子データに置き換えて管理すれば、車両整備事業者にとっても様々なメリットが得られます。例えば、スペースの削減や管理・情報参照の効率化によるマンパワーの削減などです。
さらに、顧客情報を電子化するメリットは業務効率化だけではありません。電子化したデータを活用できるツールも用いれば、簡易的な売上分析や顧客管理が可能になり、利益改善に繋げられます。
※車両整備事業者でも情報の電子化を実施するメリットとは?(準備中)
顧客情報の電子化を可能にするSquare(スクエア)とは?
Squareは顧客情報をデジタル媒体で管理するためのツールとして有効です。そもそもSquareとは電子決済システムのことで、スマートフォンやタブレットなどの電子端末があれば現金やカード決済を最短即日で導入できます。小型の端末ひとつで完結し、持ち運びにも便利なサービスです。

出典:Square
他のSquareサービスとしては、iPadをスタンドにセットするだけでPOSレジとして使える「Square スタンド」、暗証番号やレシートのプリントアウトにも対応した「Square Terminal」などがあります。

出典:Square

出典:Square
以上のSquareが提供している各商品には下記のように極めて多彩な機能が備わっており、オンライン決済を利用して売上管理を行うツールとしてはグローバル規模でメジャーな存在です。

Squareを使用した簡便な顧客管理
上記の通り、Squareの製品には顧客管理のための機能も盛り込まれています。Squareアカウントひとつあれば、顧客管理ツールである「顧客リスト」の利用や、顧客のカード情報を保存した上での管理が可能です。
顧客リスト機能では、登録された情報リストから特定の顧客情報をスピーディに参照できます。顧客リストとSquareを使った決済に関するデータは連動していますので、売上や購買履歴の分析に役立てることも可能です。その結果、整備店としてもより効率的にサービス向上に繋げられ、売上アップが図れるでしょう。

出典:Square
請求書の送付も可能
さらに、保存されたカード情報の管理においては、「Square 請求書」のサービスを使ってメールで請求書を送付することも可能です。これにより、従来は「請求書を作って送付もしくは手渡し」のプロセスを踏んでいた業務を即座に完了させることができるため、経費削減を図れます。保存されたカード情報で決済が行われると、カード所有者のもとに自動でのレシート送付もできます。以上のように、Squareで顧客管理を行うようにすれば、なるべく多くの業務を非対面で終えられますので感染症対策にもなるでしょう。それにより、整備店としても安心・安全をアピールすることもできます。
まとめ
車両整備事業者としても、効率的な業務や今後の売上拡大を見据えるなら、顧客情報を電子化して管理し、利益改善を図ることが必要です。
電子決済システムのSquareを使えば、無料で顧客情報を電子化でき、簡易的な売上分析や顧客管理も実現しますので、積極的に導入を検討しましょう。以下のリンクからSquareを導入いただいた方に対しキャッシュバックサービスを実施していますので、ぜひご活用ください。
ビズピット株式会社は、大阪・兵庫を中心に車両販売・車両整備事業の再開発を行うコンサルティング会社です。
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